猫の恩返しの人物紹介

来源:百度文库 编辑:神马文学网 时间:2024/04/29 14:14:22

吉岡ハル
本作の主人公。何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生。朝に弱く、寝坊で学校を遅刻してしまうことが少し多い。母子家庭のため家事は得意で、母が多忙な時は炊事などを引き受けている。ルーンの結婚相手として猫の国へ連れて行かれそうになり困り果てていた所、不思議な声に導かれ「猫の事務所」へ辿り着き、バロン達に助けを求める。クラスメイトの町田に片思いしていたが、終盤にはバロンのことが好きになる。初めは猫を助けなければ良かったと思っていたが、気持ちが変わり助けて良かったと思うようになり、普通の生活に戻ってからは時間を大切に生きるようになった。映画の最後には髪を切っていた。
バロン(フンベルト?フォン?ジッキンゲン、Humbert von Gikkingen)
「猫の事務所」(原作では地球屋という名前がある)の所長。身の丈30センチほどの猫で二足歩行で歩く。スーツ姿に帽子をかぶり、ステッキを持っておりイギリス紳士を連想させる風貌をしているが、名前はどちらかというとドイツ貴族に近い。また、実際に性格も紳士的である。ムタ曰く「キザ」らしい。ラストでハルの頬をなでるシーンなど、主に左手を使う。バロン特製スペシャルブレンドの紅茶は毎回味が変わるらしい。行方不明の恋人?ルイーゼの絵が飾られていた。原作では衣装は黒であり、カッコつけだとムタに言われている。バロンは自分の事を「わたし」と言うが、1シーンだけ「俺を信じろ!」と言っている。実像が人工物であるため、「ゆ」の発音が可能。
ムタ(ルナルド?ムーン、Renaldo Moon)
バロンの仲間の太った猫。普段は、商店街を徘徊している。口が悪く短気で気難しいが、根は善良でいざという時には頼りになる。甘い物が大好きで、こだわりも持っているようだ。昔、猫の国で悪さを働いたらしく猫の国では伝説の犯罪者「ルナルド?ムーン」として知られていた。トトとはいつも喧嘩しており、トトの事を「靴墨ヤロー」、「手羽先ヤロー」、「鳥目ヤロー」などと言っている。バロン同様に「ゆ」の発音が可能だが、なぜ可能なのかは作中で明らかにされていない。
トト
バロンの仲間のカラス。普段は石像(原作ではカササギ)だが、事務所が動き出すと、知性を持つ様になる。ムタとは喧嘩ばかりしているが、困難にぶつかった時は力を合わせている。色々とハルやバロンの手助けをする。たくさんの仲間の群れを呼ぶことができる。
ルーン
猫の国の王子。恋猫のユキが好きだったお魚型のクッキーを探し人間界に来ていて、車に轢かれそうになったところをハルに救われる。猫王を反面教師にしてきたため、父親と違い誠実で真面目な性格をしている。父親と同じオッドアイ。終盤にユキにプロポーズする。原作では映画とは違い、マイペースな性格である。
ユキ
ハルが幼い頃に出会った白猫。ハルを助ける為に「猫の事務所」に導いた。かつて、ハルに食べさせてもらったことから、人間界で売っている魚の形をしたクッキーが大好き。猫王のお城で給仕をしている。ルーンとは恋人(恋猫)関係にあり、終盤にプロポーズを受ける。原作では少々生意気な性格となっている。
猫王
猫の国の王で、王子?ルーンの父親。オッドアイである。我侭な暴君だが、最高権力者なので誰も逆らえない。ルーンを溺愛するが、彼を人間の娘と結婚させようと、彼やハルの意思を全く無視して2人の結婚を強行しようとする。しかし、ルーンが彼の恋人?ユキとの結婚を猫王の前で発表するとそれを素直に祝福するが、今度は自分がハルの結婚相手に名乗りをあげる無茶苦茶な王様。原作では行方不明の妃がおり、最後に探しに行く。映画では「ねこおう」と呼ばれているが、原作のルビは「みょうおう」で統一されている。
ナトリ
猫王の第1秘書。非常に有能で猫王を頭脳面でサポートしている。冷静沈着な性格で猫王の支離滅裂な命令にも、きちんとこなす。唯一ムタに疑問を持っていた。原作では登場しない。
ナトル
猫王の第2秘書。垂れ下がった耳が特徴的で、ナトリと違い能天気な性格。ハルを猫の国に連れてきた。原作では大、中、小と3匹いる。
吉岡直子
ハルの母。夫はおらず、一軒家で娘のハルと2人で暮らしている。パッチワークの仕事で生計を立てている。
ひろみ
ハルの親友でクラスメイト。ラクロス部に所属している。明るく思ったことをはっきりと述べる性格。同じクラスメイトで卓球部の柘植君がお気に入り。元は柊あおい作の短編マンガ「桔梗の咲く頃」(「耳をすませば幸せな時間」に収録)の登場人物で、柘植君(本作では主人公)に片想いしている設定は同じである。
チカ
ハルのクラスメイト。メガネをかけている。ひろみと卓球部の試合を見に来ていた。